私は27歳、新卒から同じ職場、認知症高齢者の共同生活を送る施設で介護の仕事をしています。
実家から遠い施設に配属となったこともあり、現在はひとり暮らしをしています。
当初は楽しみだった家事はいつしか苦痛となり、体を使う仕事ということもあって、いつもクタクタ、せっかくの休みは寝て過ごすばかりです。
特に担当していた方が亡くなり、エンジェルケアを行っているとき、気分が落ち込み気味になってしまいます。
同じ職場には男性はもちろん、同年代の独身時女性もひとりもいません。
働き始めた当初は、同年代の女性がいましたが、次々と退職していき、ついに私ひとりとなりました。
長期で働き続ける方のほとんどが既婚女性のため、職場にいるのは自分より年長の既婚者女性か、事務担当の中年男性だけです。
そのため、異性を紹介してもらえそうなツテもありませんし、たまにくるお見舞いの方以外、あまり来客も無い仕事なので、出会いがありません。
また、夜勤や早出などの不規則なシフト勤務もあって、土日は必ず休みと言うわけでもありませんでしたので、学生時代の友人とも会う機会は徐々に減っていきました。
27歳、一度も彼氏ができていない
高校から女子高に通い、短大もエスカレーター式に進学、職場も女性ばかりです。
高校以降ずっと女性ばかりの世界に居たので、男性と話したことがあまり無く、恋愛経験もありません。
そのため、「どうやって彼氏を作って、結婚したらいいのだろう?」、「そもそもちゃんと話せるのか?」という不安を抱えていました。
友達に話したこともありませんが、彼氏いない歴イコール自分の実年齢と言う悲しい状態でした。
25歳を過ぎたころ、仲の良かった友達が次々結婚していき、とても焦っていましたが、幸せでない結婚をしている友達もいたので、「どんな人を選べば幸せな結婚できるのかな?」という漠然とした悩みもありました。
好条件な男性が集まる婚活パーティー
同じ介護の仕事をしている独身の友達と、介護の研修会で偶然再会、晩御飯を一緒に食べに行きました。
ちょっとお酒が回ってきたころ、「一緒に婚活しない?」と誘われました。
その友達も、「婚活したいな」思っていたものの、なかなかチャンスが無く、ひとりで参加することにも不安感があったようです。
今まで、婚活パーティーに参加した事が無かったので、友達からいきなり誘われたときには、「いいよ」と即答はできなかったですね。
そのあと、お酒を飲みながら、スマートフォンで婚活パーティーを検索します。
あれこれ話しながら選んだのは、「年収600万円以上、35歳以下の大卒男性限定」という婚活パーティーです。
決め手は、地方で年収600万円はとても好条件だと思ったこと、そして、参加費が安いことですね。
公式サイト:お見合いパーティーといえばエクシオ
地方の短大しか卒業してなかった自分には、大卒男性と知り合う機会など本当に無かったので、そんな男性と出会ってみたいと思い、友達と一緒にエクシオの婚活パーティーへ参加しました。
自分のコミュニケーション能力の低さを痛感
婚活パーティー当日までは、年収600万円以上で大卒、自分とは全然違う世界の人って、どんな感じだろう?という期待と不安が混じった感情でした。
友達とは、婚活パーティー会場近くのカフェで待ち合わせ、時間になったら会場へ移動しました。
最初に受付をしてお金を払います。女性参加費2,000円のところ、ネット申込みで500円引き、差し引き1,500円の会費です。
公式サイト:お見合いパーティーといえばエクシオ
受付には女性がひとりしかおらず、少し大変そうです。と思ったら、その後の司会進行も彼女の担当、2人のアシスタントを使い、婚活パーティーを進めていきます。
会場には、男性女性合わせて40人くらい、部屋が狭い訳ではないのに、少し息苦しく感じました。
指定された席に座り、プロフィールシート書いていきます。
「お相手と交換して会話するので自己紹介を書いて下さい」と言われたのですが、就職活動依頼、自己紹介を書く機会が無く、なかなかペンが進まず、白い部分が目立つプロフィールシートになってしまいました。
冒頭、1対1のトークタイムが始まりますが、隣同士がとても近く、周りの声が気になって集中しづらいです。
ひとり当たり会話時間は、3分くらいだったように思います。
話す相手によっては、その3分間が非常に長く感じ、楽しく会話ができた方とは、3分では時間が足りないと感じることもありました。
明らかにお互いが好みのタイプではなかった場合、最後の1分間程度沈黙が続いて、気まずくなってしまうこともありました。
また、お相手のプロフィールシート白い部分が目立っていると、話すきっかけが見つからないのです。
自分のプロフィールシートも白い部分が目立ちましたので、次回、参加する時にはプロフィールシートはすべて埋めようと思います。
男性参加者の中に、「好みの顔だな~」と思う人がいても、逆に緊張してしまって、うまく話せず悔しい思いもしました。
今回、婚活パーティー初参加ということもあって、本当に何を話せば良いか、何がアピールになるのか分からないのです。
普段、初対面の男性と話す機会はほぼありませんので、1対1のトークタイムが終わったときには疲れを感じました。
また、まったく動けない状況ですので、途中からお尻が痛くなってしまいました。
1対1のトークタイム終わると、自分が良いなと思った方の番号を、カードに記入して提出します。
カードを書こうと思っても、良いなと思った人があまり多くなく、2人にチェックを入れてカードを提出しました。
その後、少しの休憩時間の後に、フリータイムもあったのですが、声をかけてくださる男性に良い印象をもてず、また、うまく自分からコミュニケーションを取れなかったので、フリータイムを全く生かせませんでした。
フリータイム途中、提出したカードが返却され、私に「良いな」と思っている男性の番号にマーカーが塗られています。
最後にカップリング発表があり、第5希望で自分と似たような業界で働いている方を希望していたところ、カップリング発表でカップル成立しました。
その後、数回デートを重ねましたが、金銭感覚のズレ、趣味の共通点が無く、お付き合いを長く続ける事が出来ませんでした。
仕事への理解がお互いにあると言うだけでは難しいですね。
また、友達もカップルが成立しました。
高収入で、身長も高くイケメンでとっても羨ましかったのですが、友達もお付き合いを継続する事が出来なかったようで、私達に足りないのは、何なのだろう?と後日反省会をしてしまったほどです。
まとめ
普段会う事が出来ない男性たちと話すことができて、経験値が上がった!というポジティブな気持ちになりました。
また、異性をひきつけるような容姿や、会話術を身に付けないと、「婚活うまくいかない」と、課題がはっきりしたのも良かったとも思います。
1対1のトークタイムでは隣同士がとても近く、隣同士の会話が聞こえてしまい、自分の前に居る『今』話すべき人の声が聞こえにくいのは、改善して欲しいと感じました。
フリータイムでは、時間を持て余してしまったりもしたので、ちょっとしたゲームなど導入して、なにかのきっかけ作りを欲しいですね。
今回、婚活パーティーがどういうものかわからないまま参加しましたが、婚活パーティーでうまく立ち回るには、自分を上手く売り込み、素敵な見た目になるということが重要と知りました。
婚活パーティーは、日常に出会いは無いけれど、いろいろな年代、職業の人と出会うことができますので、コミュニケーション能力が高い人にとっては、最適な出会いの場だとしみじみ思いました。
「婚活しようかな?」と、ひとりで悶々としているより、まずは行動することも大切だと感じています。躊躇っている方は思い切って一度参加してみるといいと思いますよ。
まずは公式サイトを眺めるところからはじめてはいかがでしょうか?
公式サイト:お見合いパーティーといえばエクシオ
また、あいちんが参加したエクシオの婚活パーティー体験談は、「エクシオ婚活パーティー|予想外に普通の男性が多かったです」でご紹介しています。